認知症の在宅ケアについて

認知症の在宅ケアについて

高齢者向けデイサービスで介護士をしていた時に特に気を付けていたのが、認知症の利用者の介護です。

肢体不自由の利用者の多くは意識のしっかりとした方々で、意思疎通を十分に図ることが出来、本人の求める身体介助に神経を集中し、その不安な気持ちに寄り添うことで信頼関係が作れました。
しかし、認知症の方々への接し方は思うようにいかず、苦労しました。

こちらの話を理解してもらうまで、言い方を変えたりしながら何度も同じことを伝えたり、反対に先方が繰り返す同じ話を聞いてあげたりと。

ちょっとしたことで不安になり、騒いだり外に出て行こうとしたり。

何につけても他の利用者より時間がかかりました。

残念なことに、職員の中には認知症への理解が浅いためにうまく対応出来ず、ぞんざいな対応をする人もいます。介護を仕事にしている人間でさえそうなのですから、認知症患者を持つご家族の苦労は計り知れないものと察します。

現在、そんな認知症の人の療養の場が、病院や施設から在宅療養へと変わりつつあるようです。実際、認知症の利用者の方々は、すぐに自宅に帰りたいと言い出していました。

また、軽度の認知症の人が施設に入所した途端に悪化してしまったという例もよく聞きます。
認知症には、本人が安心出来る落ち着いた環境が一番なのでしょう。

ただ、在宅での療養には家族の介護だけでは難しく、今まで以上に介護サービスを上手く利用する必要があると考えます。
参照
http://goo.gl/GXwZ0f

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